2024年01月10日

10坪でも年商2000万円の整骨院



金無し資格無しの僕が

整骨院を成功させた方法

 

詳しく書くのは初かもしれません。

 

何が成功かは人によって違いますが、

僕自身は満足しています。

 

情けない話、

 

300万円しか融資を受けられ無かった

開業してもうすぐ10年。

 

生き残ってます。

 

最後まで読むと、

少資本で立ち回る個人事業の戦闘能力が「10倍」上がります。

 

ぜひ2、3分読んでみてください。

 

医療機器の販売や開業される先生からお仕事をいただきながら、整骨院経営をしています。

 

整骨院は会社が経営している訳ではなく、

僕個人で国金に行って融資を受けた人生フルベット経営です。

 

院は業務委託でお願いしています。

 

資格のない医療機器屋がなぜ整骨院を?

の理由についてはまた別で触れますが、

とにかくかなりの貧乏開業でした。

 

なにせ資格が無いただの男で、

現場の先生に辞められると立ち行かなくなるリスクのある商売に融資はしたくないでしょう。

 

そら当然だ。

 

約10年前なのでうろ覚えではありますが内訳はこんな感じ。

 

 

テナント取得費40万円

内装工事に140万円

電化製品や什器に30万円

金が無いのでエアコンは壁掛けの中古

待合との仕切りはネットで買った足場板、

洗面所はホームセンターで買い、

ウォシュレットは自分で取り付け。

 

 

機械は元々先生が使っていた機械と、

弊社の倉庫にあった中古の機械。

 

その中でも絶対に手をつけない

虎の子の資金がありました。

 

50万円

これがあったからこそ

今まだ生き残っていると言えます。

 

50万円の使い道は

全部広告費

 

融資が厳しいとわかった時点で、

スタートダッシュに失敗したら即終了が確定。

 

地道に売上増やしましょうでは先に資金が枯渇。

 

ついてきてくださった先生を路頭に迷わす事になります。

生きるか死ぬか短期で決まる。

 

初月からロケットスタートが絶対条件。

 

顔を覚えてもらうため、知ってもらうため、

金はかかるが面倒くさいことをする事に50万円の使い道を決めました。

 

・7週類デザインが違うチラシを作り、

体験日前は一週間毎日新聞折込

・名刺や紹介カード、チラシは割高でも地元の会社にお願いして作ってもらう

・二週間ほど毎日3~4時間ポスティング

・お昼ご飯を食べる時はコンビニを使わずに地元のご飯屋や個人店で買う

・作業がない時は院の前に立って道ゆく人にビラ配り

 

うまく行かずに開業して一ヶ月で潰れたとか伝説になるので、

声出してのビラ配りが恥ずかしいとか言うてられません。

 

その甲斐あって体験会から人は途切れず、

おかげさまで初月からロケットスタートを切れ、80万円ほど売上がありました。

 

紆余曲折ありますが、

昨年は年商約2000万円。

 

ベッド二台で10坪の小さな整骨院にしては満足してます。

 

この体験談から、

開業は機械よりも広告費にお金をかけてくださいと言うようになりました。

 

機械は最小限に抑え、

うまくいってから買い足すのも 選択肢の一つ。

 

知られていない事は無いことと同じ、

知ってもらうために広告費を使う。

 

まずは生き残るのを第一優先に考えた経営の仕方かなと言えます。

 

あくまでこれは自分の体験談なので、

正しい間違いで論じているわけでは無いですけどね。

 

この画像は待合と治療スペースの区切り。

 

2×4の角材を2本天井と床に打ち付け、

 

横板にはヤスリで角を面取りした薄い足場板です。

 

これから開業に向けて準備される先生は、

まずは機械よりも集客のことを考えていただきたいです。

 

それが医療機器屋の老害の本心です笑

 

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